
引越しや買い替えで不要になったエアコン、どう処分すれば良いか悩みますよね。
「うちの古いエアコンでも値段はつくのだろうか」「業者とのトラブルは避けたい」など、さまざまな疑問や不安があるかもしれません。
この記事では、エアコン買取に関するよくある質問にQ&A形式で答えながら、買取の基本から査定額を上げるコツ、信頼できる業者の選び方まで詳しく解説します。
最後まで読めば、安心して、そして少しでもお得にエアコンを手放すための知識が身につきます。
まずは基本から!エアコン買取の対象になるかチェック
エアコンの買取を考えたとき、まず気になるのが「そもそも自分のエアコンが売れるのか」という点ではないでしょうか。
買取の可否を判断する上で、特に重要なポイントは「年式」と「状態」です。
ここでは、買取対象となるエアコンの基本的な条件について見ていきましょう。
Q1. 何年製まで売れる?年式が価格を左右する4つの理由
エアコン買取の最も重要な基準は、製造年式です。
一般的に「製造から5年以内」のモデルが高価買取の目安とされています。
また、「製造から10年以内」であれば、買取の対象になることが多いです。
なぜ年式がこれほど価格に影響するのか、その背景には以下の4つの理由があります。
| 理由 | 具体的な内容 |
|---|---|
| 1. 部品の供給期間 | メーカーは修理用部品を製造終了から約10年間保有します。これ以降は故障しても修理が困難になるため、商品価値が下がります。 |
| 2. 省エネ性能の進化 | 新しいモデルほど省エネ性能が高く、電気代が安くなります。消費者はランニングコストを重視するため、古いモデルの需要は低くなります。 |
| 3. フロンガス規制 | 古いエアコンに使われている冷媒ガス(R22など)は環境規制が厳しく、適切な処理コストがかかるため買取価格が低くなる傾向があります。 |
| 4. 市場ニーズの変化 | 自動お掃除機能やAI制御、スマートフォン連携など、新しい機能が付いたモデルに人気が集中するため、古いモデルは市場価値が低下します。 |
これらの理由から、年式が新しいほど中古市場での需要が高く、買取価格も高くなるのです。
Q2. 壊れたエアコンや付属品なしでも買取可能?
「もう動かないから処分するしかない」と考えるのは、少し早いかもしれません。
壊れたエアコンでも、買い取ってもらえる可能性があります。
また、リモコンなどの付属品がなくても、多くの場合は買取対象となります。
| ケース | 買取の可否とポイント |
|---|---|
| 壊れたエアコン | 正常に動作しなくても、内部の銅やアルミといった金属資源に価値があるため**「スクラップ」**として買取が可能です。査定額は大幅に下がりますが、処分費用を払うよりお得になる場合があります。 |
| 付属品がないエアコン | 純正リモコンや取扱説明書がなくても買取は可能ですが、査定額は減額されます。特にリモコンは動作確認に必須のため、欠品していると減額幅が大きくなる傾向があります。 |
諦めてしまう前に、一度専門業者に相談してみることをおすすめします。
エアコン買取の相場は?高価買取を狙う3つのコツ
買取に出すなら、やはり「いくらで売れるのか」が一番気になるところでしょう。
エアコンの買取価格は、メーカーや性能、年式によって大きく変動します。
ここでは、おおよその買取相場と、少しでも査定額をアップさせるためのコツをご紹介します。
メーカー・畳数別の買取相場一覧
エアコンの買取相場は、お部屋の広さに対応する「適用畳数」と「年式」によって大きく変わります。
以下に、主要メーカーの一般的な買取価格の目安をまとめました。
| 適用畳数 | 年式 | 主要メーカーの参考価格帯(ダイキン、パナソニックなど) |
|---|---|---|
| 6畳〜10畳 | 5年以内 | 15,000円〜40,000円 |
| 5年〜10年 | 3,000円〜15,000円 | |
| 10年以上 | 0円〜3,000円(スクラップ価値) | |
| 10畳〜20畳 | 5年以内 | 30,000円〜70,000円 |
| 5年〜10年 | 5,000円〜30,000円 | |
| 10年以上 | 0円〜5,000円(スクラップ価値) | |
| 20畳以上 | 5年以内 | 50,000円〜100,000円超 |
| 5年〜10年 | 10,000円〜50,000円 | |
| 10年以上 | 0円〜10,000円(スクラップ価値) |
ダイキン、パナソニック、三菱電機といった国内の主要メーカーは信頼性が高く、中古市場でも人気のため高値がつきやすい傾向にあります。
一方で、比較的手頃な価格帯のメーカーの製品は、買取価格も控えめになることが一般的です。
コツ①:需要が高まる6月〜7月に売る
エアコンを最も高く売るための、シンプルかつ効果的なコツは「売る時期」を選ぶことです。
エアコンの需要が最も高まるのは、本格的に暑くなる前の6月〜7月頃です。
この時期は中古エアコンを探す人が増えるため、買取業者も在庫確保のために査定額を高く設定する傾向があります。
逆に、秋以降は需要が落ち着き、新モデルが登場するため、価格が下がりやすい時期となります。
もし売却のタイミングを調整できるなら、初夏を狙うのがおすすめです。
コツ②:できる範囲で掃除し付属品を揃える
査定に出す前に少し手間をかけるだけで、査定額がアップする可能性があります。
特に重要なのが「清掃」と「付属品の準備」です。
| やっておくべきこと | 具体的なポイント |
|---|---|
| 清掃 | フィルターのホコリを取り、本体カバーや吹き出し口を拭くだけでも印象が大きく変わります。タバコのヤニやペットの臭いは減額対象になりやすいため、念入りな清掃が効果的です。 |
| 付属品を揃える | 購入時に付いてきた純正リモコン、取扱説明書、保証書などを揃えておきましょう。特にリモコンは査定に必須であり、ないと大幅な減額につながることがあります。 |
きれいな状態は、製品が大切に使われてきたという良い印象を与え、査定士の評価にも繋がります。
申し込みから入金まで!エアコン買取の簡単な流れと必要書類
実際にエアコンを買い取ってもらう際の手順は、意外とシンプルです。
業者によって多少の違いはありますが、一般的には以下の流れで進みます。
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 1. 問い合わせ・仮査定 | Webサイトや電話で、メーカー、型番、年式、状態を伝えます。おおよその査定額(仮査定額)が提示されます。 |
| 2. 訪問日の調整 | 仮査定額に納得できたら、実際にエアコンを見てもらうための訪問日を決めます。取り外し工事も同日に行うことが多いです。 |
| 3. 訪問・本査定 | スタッフが訪問し、エアコンの動作確認や状態をチェックして、最終的な買取金額(本査定額)を提示します。 |
| 4. 契約・取り外し | 金額に合意すれば契約成立です。専門スタッフが安全にエアコンを取り外します。自分で取り外すのは危険な上、買取不可になる場合があるため絶対にやめましょう。 |
| 5. 支払い | 取り外し作業完了後、その場で現金で支払われるか、後日銀行振込で支払われます。 |
買取契約を結ぶ際には、古物営業法により本人確認が義務付けられています。
運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類を忘れずに準備しておきましょう。
法人の場合は、印鑑登録証明書や履歴事項全部証明書などが必要になることもあります。
【重要】「無料回収」は危険!悪質業者を見抜くチェックリスト
エアコンの処分で最も注意したいのが、悪質な業者とのトラブルです。
特に「無料で回収します」と宣伝している業者には警戒が必要です。
作業後に「取り外し費用」や「運搬費」といった名目で高額な料金を請求されるケースが後を絶ちません。
安心して取引できる優良業者を見分けるために、以下の点を必ず確認しましょう。
| チェック項目 | 確認するポイント |
|---|---|
| 古物商許可番号があるか | 買取業を営むには必須の許可です。Webサイトなどに番号が明記されているか確認しましょう。 |
| 会社の所在地や連絡先が明確か | 連絡先が携帯電話だけ、住所が曖昧な業者は避けた方が無難です。 |
| 料金体系が分かりやすいか | 取り外し費用はかかるのか、追加料金が発生するケースはあるのか、事前に明確な説明があるかを確認します。 |
| 見積書を書面で出してくれるか | 口約束ではなく、内訳が記載された書面の見積もりを提示してくれる業者を選びましょう。 |
| 査定額の根拠を説明してくれるか | なぜその金額になるのか、丁寧に説明してくれる業者は信頼できます。 |
これらのポイントを押さえて、複数の業者を比較検討することがトラブル回避に繋がります。
まとめ:エアコン買取の疑問を解消し、安心・お得に売却しよう
エアコンの買取に関するさまざまな疑問について解説してきました。
不要になったエアコンを賢く手放すためのポイントは、以下の3つです。
- 売れる年式や状態かを確認する。(まずは5年〜10年以内が目安)
- 高く売るためのコツを実践する。(時期を選び、清掃と付属品を揃える)
- 信頼できる業者を選ぶ。(悪質業者の特徴を知り、複数社を比較する)
これらの知識があれば、きっと安心して取引を進められるはずです。
まずは気軽にいくつかの業者に査定を依頼してみてはいかがでしょうか。未然に防ぎ、安心して不用品を片付けましょう。